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2013年5月20日月曜日

ウェブの登場とナルシシズム

こんにちは、上原です。

大森さんの「日本人のナルシシズム戦争」、興味深く読ませていただきました。

本当に、昨今、人々のナルシシズムが増長していますよね。私もそのことはとても気になっていました。

いまは、人々のナルシシズムをくすぐるものやシステムが売れまくっています。その最たるものが、SNSなどのウェブ関連サービスでしょう。確たる目的もないままに、「私は~」「私が~」「僕は~」「僕が~」と、自分の情報をやみくもに人々に見せたがるのは、やはりナルシシズムからきていると思います。そうやって自分のナルシシズムを満たすと、人はやっぱり気持ちいい。だからまた、そのサービスに乗っかっていってしまう。

自分のことを知ってほしい、自分の話を聞いてほしい、自分が見聞きしたモノ、食べたものを伝えたい……。そうした欲望は、昔は、そう簡単に誰もが満たすことなどできませんでした。ところが、ウェブが登場して、いとも簡単にそうした欲望を満たすことができるようになってしまった。人々の欲望は満たされれば満たされるほど、とどまるところを知らずに増長していくものです。誰かがどこかで、はっきりと歯止めを掛けないと、こうした傾向は、やがてとんでもない方向へいってしまような気がしています。

あと、感覚的な話をしてしまうと、やっぱりそうしたナルシシズムを人様の前でできるだけ出さないことが、日本人の美学というか、奥ゆかしさ、であったと思います。そう考えると、日本人はそもそも、西洋の人々に比べて、ナルシシズムとの付き合い方がヘタかもしれないですよね。

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