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2010年3月17日水曜日

後期高齢者医療制度って…

こんにちは。上原です。

ブログの進め方について、三人とも頭を悩ませている、今日このごろであります。しばらくはあれこれ試しつつ、良い方向を探っていければと考え中です。そこで今日は、私が個人的に、最近目に留まった医療にまつわる時事ネタにふれてみたいと思います。

というわけで今回は「後期高齢者医療制度」についてです。ご存知の通り、小泉政権時代に法案が可決され、昨年の春始まった制度ですが、民主党政権(まだ発足してませんが…)は、マニュフェストでこの制度の廃止をうたっています。

この制度の大枠を示すと、75歳以上の人は一般の「国民健康保険」ではなくこの制度に加入せよ、というものです。実際病院にかかった時の自己負担額は1割で、その点はいままでと変わりありません。ではどこが一番違うかといえば、いままで家族の誰かに扶養されていて保険料を払っていなかったお年よりも、自分で「後期高齢者医療制度」に保険料を払わなければならなくなったところでしょう。で、どうやって保険料を支払うかという点がまた問題で、受け取る年金から自動的に天引きされるようになっていました。

これには「消えた年金問題」とのからみもあって反発の声が多くあがり、天引き以外の方法も選択できるようになったらしいのですが、いずれにせよ75歳以上の人がみんな自分で保険料を払う義務を負わされるようになったことに変わりはありません。あ、付け加えておくと、政府は「後期高齢者医療制度」にはかかりつけ医体制の強化とか、サービスの向上をうたっていましたが、実際何がどう前より良くなるのかよくわからないという声も多く上がっています。

そんなわけで「後期高齢者医療制度」が廃止されるかも、と聞いて、高齢者の間で喜びの声が上がっているという話が新聞に載っていました。と同時に、自治体など現場では「せっかく大変な思いをしてここまでやったのに、本当に廃止するのか?」という声が上がっている、とも書いてありました。

しかし、「廃止反対」の理由として「大変な思いをしてここまでやったのに」というのが一番先にくるというのは、ちょっとおかしいですよね。廃止に反対するなら、この制度の良いところをもっと思い切りアピールしてほしいと思います。まあ、私が思うに、というか、みなさんそう思っていると思いますが、この制度ができた理由は要するに老人医療費が膨れ上がってしまい、できるだけ多くのお金を集める必要がでたから、ということにほかならないようです。だったら政府も「いままで以上に良いサービスにする目的もあり」とかおためごかしを言うのをやめて、もっとはっきり、素直に、大声で「お金が全然足りません」と言えばいいと思う。「私たちの先行きの見通しが甘かったです。こんなに少子高齢化が進むとは思いませんでした。でも本当に、自体は深刻なんです。どうかご協力お願いします」と。まあ、ほかの予算を削って高齢者の医療費にまわせという話になってくると、話はややこしくなってきますが…。

ところで、ほんの30年ほど前、70歳以上のお年よりは、病院にかかった時の自己負担料がゼロだったんですね。今から思えば、夢のようです…。

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