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2010年3月15日月曜日

院内暴力、患者から医療者へ

医療現場に潜む「暴力」に組織的取り組みを
メディアでは報道されないが、医療現場で患者から医療者への暴力が増えつつあるらしい。

知り合いの医師から、「大人でも入院が長くなると退行して子供のようになる患者さんが多いんですよ」という話を聞いたことがある。

いま、日本の医療制度には経済の論理を導入して医療費の削減と有効利用を図ろうという方向がある。
患者が消費者になる、まさに消費者は神様だ。

東大病院でもついに最近は「患者様」と呼ぶようになったそうだ。

ばかげた話だ。
どんな人であろうが「○○さん」で良いではないか。
誰もが医療を平等に受けられる機会があるとすれば、環境からそのようにするべきだ。

金のあるなし、老人や若いのも関係なし、男も女も関係なし。
すべては「○○さん」でいい。

また最近、個人情報保護法とかで呼び出しも「○○さん」という呼び出し方ではなく、「99番の方」と番号で呼ぶ病院もあるらしい。

性感染症などの科によっては、そういう配慮が必要かもしれないが、通常の内科外科では氏名にさん付けでよいではないか。病気もその人の人格の一部と認めない限り病気と闘うことも、病気と共存して生きる選択もできない。

医療費だけの問題で経済、市場原理を医療の現場に持ち込むのは今の段階では反対だ。
低所得者が損をする、ということではなく、自律できない依存してしまう日本人には西欧とは違う医療のあり方を独自に求めるべきだと思う。

患者は病を抱える弱者かも知れないが、だから傲慢に振舞っても良いということにはならない。
患者自身も公の場での振舞いは慎重になるべきだし、暴力を振るう患者は訴えられてもしょうがないだろう。

病を治したり、心安らかに治療を受けられる本来のんびりとした環境に、監視カメラは不要である。

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