心の病は、社会の病。

みんなが幸せに生きていけるように、より良い社会を求めて。

2010年3月15日月曜日

小泉義之「病の哲学」ちくま新書

医師ではなく、哲学者である小泉義之氏の著作。
「病の哲学」ちくま新書
病み衰えて末期の状態にある人は死ぬ他はない---。死の哲学はそう考えるが、小泉氏は、生と死の二者択一を脱構築した第三の道、病の哲学を企てる。

医療について考えることは、死について、病について、老いについて考えることだ。
それも、自分の。
医療は哲学するためのよい課題を与えてくれる。

人はなぜ哲学するのか?
それは不安であることの原因を探り、その不安の解消を宗教ではなく自分のアタマで解決したいからだ。
実はこのブログも、そのような私自身の個人的な想いから立ち上げた。

小泉氏の著作は、「病の状態」での生き方(精神のあり方)について考えるためのいろいろなヒントを与えてくれる。面白いことに社会学から「病人の役割」という視点も紹介している。

日本人は、経済的(終末医療の保険の無駄遣い)理由などで進んで死を選択しなければならないのだろうか?
人の死は個人的なものなのだろうか?社会的なものなのだろうか?
本当に、死に美醜は無いのだろうか?

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