早川先生、診察や当直そして学会などでお忙しいにもかかわらずご投稿していただきまして本当にありがとうございます。先生にご協力いただくことで、本サイトもタイトルどおりみんなが幸せになる医療を考え、実現するための大きな一歩を踏み出すことができたと思います。
さて、早速初回から小児科医療という難しいテーマになりましたが、まずは私、大森から意見と質問を述べさせていただきます。
1)小児科医は男性女性どちらがよいか
小児科医が増えているというのは予想外でしたが、特に女性が小児科医を目指すということは、お産をするお母さんたちにとって心強く、かつ同じ気持ちがわかるので良いことですね。しかし、当直など深夜の往診などのためにも男性女性バランスの取れた医師の配置が必要だと思います。
2)医師の報酬設定
私も医師の医療の技術の質によって報酬を決めるのがよいと思います。医療保険制度との関連もあるので自由診療などの制度に関する議論も必要だと思います。
さて質問ですが、医師の診察の評価基準と方法はどのようにしたら現実的なのでしょうか?
誰(または組織?)が評価するのか、できるのか?医師と患者の第三者機関?または医療系官僚とかでしょうか?
また、そのような期間を設けた場合の各地方ごとの評価する基準と質は均等に保てる方法はあるのでしょうか?
3)医療費の捻出
子供を生む世代は経済的にも一番大変です。特に20代から30代はまだまだ給与もよい状況ではありません。いまは低成長期時代といわれて賃金も上がりにくいのが実情です。そこで、奨学金のように国がお産のために制度を新設するのがよいと思います。ただし、医療費も払わないフリーライダー(タダ乗り)の患者が増えているのでいっそのこと出産に関する医療費はすべて無料にするということにしたほうがよいかもしれません。やはり、医療費をどこから捻出するかが大きな問題ですね。医療問題はお金で解決しなければならないことが多々あると思います。悩ましいのは資源をどこから持ってくるかですね。
4)病院の体制
先輩医師の不在による若手へのノウハウや知識の継承がなされていない、とのご指摘がありました、これはとても深刻な問題です。たとえば夜勤も含めてチーム体制を組む病院に対しては診療報酬を増やす。小児科医を特定の病院に集約して専門性と運用を高める。早川先生がご提案されている看護師による訪問制度はよいと思いますし、お産婆さんの免許と役割を明確にしてお産婆さんたちで法人を作れるようになってもよいのではないでしょうか。お産婆さん、助産婦さんたちの仕事の領域の明確化と医師と看護師の効果的な連携制度を確立するのがよいと思います。
5)将来が不安なニッポン
今の日本は老人も壮年も若者も日本の将来が本当に不安なのです。この数年、北海道では多くの老人が冬の間は一日中近くのスーパーで暖を取って凌いでいるのだそうです。しかしその老人は一千万円ぐらいの貯金は持っているそうで、つまり、将来が不安だから貯金を使えない、ということなのです。高度成長期は核家族化で生産効率を上げるのが合理的でしたが、今の時代は核家族志向は無駄が多いと思います。たとえば、大家族や親と同居や近くに住む家族の税制を優遇するとか、大家族の医療費と住宅建築費を援助するなどの方法で日本人のスタイルを変えていく必要もあるのではないかと思います。
小生の母も介護保険の適用でサービスを受けていますが、いまの日本の介護制度は親子が離れて暮らしたほうがより得になることもあります。制度や法律を作る人たちに将来のビジョンに合わせた、一貫した仕組みづくりを期待したいです。
よろしくお願いします。
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