こんにちは、上原です。早川先生、投稿ありがとうございました。
「情報過多」「スピードアップ」「他人とのコミュニケーションの形の変化」について、“注意しなければならないのは、この3つこそ、この20年間に私たちの社会が求めたはずのこと”という先生のご指摘、本当にその通りですね。結局、こういう話を突き詰めていくと、そもそも資本主義社会に問題があるという話になってしまいそうですが、そんなことを言ってみても、現実問題としては致し方ないですね……。
しかし、とにかくその結果として、大人も子供も不適応を起こしていて、大人はうつ病になったり、広汎性発達障害の子供たちは不安定になったりと、これらの変化が、人々の精神疾患のきっかけの一つになっていることは、まず間違いないでしょう。これは変化を受け入れるために私たちが経験せざるを得ない過渡期なのでしょうか。それともそもそも間違った方向に進んでいるのでしょうか。確かに問題が大きすぎて、検証するのも語るのも難しそうです。
それにしても、先生もおっしゃっていますが、いまの日本はみんな元気がないというか、優秀な人間にしか希望がないというか、何を言っても無駄というか、そんな空気に満ちている気がします。「どうせ俺なんか」とか「私は勉強もできないし特技もないし」といって、うつになったり、自殺願望を持ってしまった子供たちに、「がんばれば希望はある」とか「君にしかできないことがきっとある」とか、そんなことを言ったって何にもならないと思うんですね。かといって、「そうだね、君の言う通りだよ、この格差社会では優秀でない子供は置き去りにされるんだ」とか、「今の世の中では、君の立場では幸せに生きるのは難しいよ」などと言ってみたところで始まりません。
しかし実際、先生のような児童精神科医のお立場だと、そうした会話を子供たちと交わすことがあると思うのですが、どのように対応されているのでしょうか。もし差し支えなければ、お聞かせいただけると幸いです。
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