心の病は、社会の病。

みんなが幸せに生きていけるように、より良い社会を求めて。

2010年3月15日月曜日

自己実現をなくしてしまった僕らの行く末

先週末の土日にまったく違う人から、偶然同じ話を聞かされたのに驚いた。
土曜日には精神科医から、日曜日には建築家から聞いた。
ふたりにはまったく接点が無いし、職業も異なる。

しかしこの二人は同じことを言う。
「以前は小さな自己実現が身の回りにあったけど、いまは無くなってしまった。自己実現が無い毎日は不安でしょうがない。その不安を埋めるために買い物をたくさんしてしまう。実は市場のメカニズムとはそのように仕組まれてもいる。市場原理主義者は確信犯的なところがある。」

また精神科医はこうも付け足した。
「その不安と行動が行き過ぎて病になると、買い物依存症になる。やめられなくなって借金を抱えて自殺する、つまり死に至るわけです。」

僕らは毎日、政治家やメディアから「小さな政府で市場に任せて、個人が自立多様化した社会を目指そう」というメッセージを送られ受け取っている。
でも、自己実現をなくしてしまう市場主義で、自己決定ができる自立した個人が本当に出来上がるのだろうか?

世に勝ち組といわれる人たちは、やっぱり確信犯じゃないのかなぁ?

この国の形を作る知識人や指導者は確信犯として、パチンコや、買い物や、薬物での自己実現ではなく、せめて小さな自己実現を僕らに残すようにして欲しいです。

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