心の病は、社会の病。

みんなが幸せに生きていけるように、より良い社会を求めて。

2010年3月17日水曜日

依存と甘え

オリンピックと高校野球も終わってなんとなく落ち着いた日々に戻ってきているようですね。
さて、色々と楽しませてくれたオリンピックですが少々気になったことがあるので一言。
日本のメダリスト全員がインタビューや会見の第一声で「支えてくれた人たちと家族のおかげです」と決められたように応えるのが、正直なところ不快でした。
誰か一人でも「死ぬほど練習しましたからね、メダルが取れて嬉しいです」と言ってもらいたかったですね。
人は願望を口にする生きものでもあるので、この頃の日本人は「誰かのお陰」を言いすぎだということは、現実には「お陰になれない、みんなで支えられない世の中になっている」ということなのかもしれないと思います。
国や家族は本来、個人個人が幸せに生きるために在ってほしいものだと小生は考えるのです。

さて、この「お陰様で」が危険領域に入ると「依存」になるということでまずは薬から。
早川先生がお薦めの抗うつ薬の功罪 SSRI論争と訴訟 LET THEM EAT PROZAC」(デイヴィッド・ヒーリー みすず書房 2005年)を読みましたが、抗鬱剤や安定剤には自殺惹起の可能性もあるそうで、かつ薬品メーカの市場の論理も働いている。これでは、薬に頼る、依存してしまうと大変なことになります。服用にはぜひとも担当医の先生と充分な相談と納得が必要です。
また、担当医の方々も正確にこの安定剤が取り巻く環境を患者の皆さんに語っていただきたいと思います。本来は新聞やテレビがこのような情報を伝えなければならないのですが、薬品メーカが大スポンサーだとスポンサーが嫌がることは伝えにくいのかもしれませんね。

次に患者と家族の「依存」について。
これに関しては前々回の上原さんの質問がありますので、まずは早川先生のご投稿をお待ちしたいと思います。

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