心の病は、社会の病。

みんなが幸せに生きていけるように、より良い社会を求めて。

2010年3月17日水曜日

消費、消費、の世の中で生きる

こんにちは。上原です。

「ディスチミア親和型うつ病」、ぜんぜん知りませんでした。仕事だけはうつ状態になるとは、これってまるで私のことかと真剣に疑いました(笑)。いや、笑いごとではなく。

このタイプのうつ病が増えてきた原因を、早川先生は「生産することが大変で、消費することがラクな時代だから」と書かれています。

本当に現代の日本は、そういう社会ですよね。で、そういう中で暮らしていると人間あちこちで破綻をきたしてくるわけですが、その結果として増えてきている病気としては、「ディスチミア親和型うつ病」のほかに「依存症」があると思います。実は早川先生と、大森さん、上原の3人では、「依存」については今まで何度となく、会話を重ねてきました。なぜなら、依存は、現代の日本の状態をもろに反映している症状だと感じたからです。

「依存症」といってもいろいろあるわけですが、物質的な薬物依存などはとりあえずおいておくとしても、たとえば、アルコール、たばこ、パチンコ。さらに、ゲーム、インターネット、メール、ケータイ電話などが手放せなくなっている依存もあります。

要するに、依存のもとを作っている会社って、みんな儲かっている……。いや、もちろん会社に悪気があるとは思っていません。ただ、結果としてそうなっているのは事実でしょう。会社は消費してくれる人が多いほど儲かる。だから、人々が消費したくなるように、さまざまな戦略を打ち出してくる。まあ、会社である以上は当然なんですが、でも、そうやって消費することばかり促されたら、消費することに依存する人も増えてくるでしょうし、真面目に生産する意欲を失う人も増えてくるでしょう。

今の日本では、大昔のように食べ物の奪い合いをする必要はありません。でも、要するに、「消費」の奪い合いです。みんなが必要以上に消費しあうことによって、世の中が成り立っているわけで。でもやっぱり「必要以上」に消費し続けるなんて、へんですよね(どこまでが必要かは、難しい問題ですが)。

では、こうした世の中の毒気にあてられて、うつ病や依存になってしまった人は、いったいどうやって快復し、日々を乗り越えていけばいいのでしょうか。「誘惑に強くなれ!」と言ったところで意味ないですし……。

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