上原さんの「同意、同意の嵐」を拝読して、小生の実母の手術のことを思い出しました。その際にも同様に手術前に担当医師から懇切丁寧な詳細にわたる説明を頂きました。
病院側からすると万が一の場合に備えたものということで同意書をとっておく必要があるのでしょう。
医師と患者が医療現場で信頼関係を確立しておれば、このような必要は無いので、かえって現場での雑務も増えたりしていることは確かです。また同意書を見せられたりすると、その内容も尋常ではない記述なのでかえって気分が引いてしまうこともあります。
アメリカでは同意書にサインがあっても訴訟されることもあるらしく、医師個人が訴訟のための保険に加入しているケースもあるそうです。
病院側も医師も患者も「何があっても文句言うなよ、だからここに了解した証としてサインせよ」という文化はあまり幸せではないような気がします。
日本も価値観の多様性を求める自由な社会を目指しているので、同意書は最低限必要なのでしょうが、同意書が必要な状況になるのを防げるように、「医師と患者」の関係を良くする環境と、「医師が思う存分に力を発揮できるシステム」を実現することのほうが大切だと思います。
闘う相手は、病院や医師や患者の当事者どうしではなく、病院や医師や患者の3者が一緒に病気と闘うのですから。
文責:大森
2010年3月15日月曜日
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