先日、友人のお母様が健康診断で乳がんが見つかったという話を聞きました。
A病院では、精密検査のあと、一般的な治療方針として、手術をすすめてきたそうです。
友人のお母様は、手術に踏み切る前に、B病院にセカンドオピニオンというものを受けてみたいと思われ、A病院の主治医に申し出たそうです。
現在、多くの大病院ではセカンドオピニオンを受け入れており、A病院の主治医の方もこころよく資料やデータをB病院に提供してくれたようです。
さて、実際のセカンドオピニオンの内容は省略しますが、簡単に結論だけ言えば、B病院の医師からは、A病院の医師とは微妙に異なる意見が聞かれた、ということでした。その意見をとりいれ、お母様はすぐに手術に入らず、抗がん剤による治療で様子を見てからにしたい、というご自分なりの結論を出されました。
こうして得られた結論をお母様がA病院の医師にお話し、ある程度希望が聞き入れられました。しかし、非常に穏便ではあったそうですが、お母様はA病院の医師からいやみを言われた、というお話でした(少なくとも、お母様はそう感じた)。
患者がセカンドオピニオンによって別の医師からの意見を聞くこと自体は、患者の視野も広がり良いことではあるのですが、それをどう活用するのか、また実際に活用する際の主治医とのやりとりは、やはり心情的に難しいものもあるようです。第一、セカンドオピニオンを受け、あるいは自分で調べて医師に意見を言い始めると、患者自身の責任がどんどん増します。自分の身体のことですから、これは本来当然のことと思われますが、患者自身が一人ひとり責任を持って、医師と対等に(近く)はっきりと意見を交換しあう、というやり方は、果たして日本ではどこまでうまく機能するのか…。この件について、もう少し考えていきたいと思います。
2010年3月15日月曜日
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