こんにちは、上原です。
先月、痛ましい事故がありました。奈良県在住の妊婦の方が救急者で搬送中に事故にあって、結果的に流産されてしまったという事故で、ニュースでも大きくとりあげられましたね。女性の受け入れ先がなかなか見つからず、ようやく搬送されることになったのは大阪高槻市の病院。なんと十カ所目の病院だったそうで、途中で自動車事故にあわれたこともあって、病院についたのは約3時間後だったとのこと。この事故からはさまざまな問題が見えてきますが、もっとも大きいのは、産婦人科医の全国的な不足の問題でしょう。
大都会以外での医師不足が全国的に問題になっていますが、ことに産婦人科医の不足は、深刻な状況です。以前、このブログでもとりあげたことがありますが、近年では、患者が医師を訴える可能性が高くなる、産婦人科や外科医の数がどんどん不足しているんだそうです。
先日知り合いの医師から聞いたのですが、最近はお産に際して「絶対に苦しいのはイヤ」とか、あれこれ要望を言ってくる人が増えているんだそうです。場合によっては祖父母が登場してきて、「うちの娘に(嫁)少しでもツライ思いをさせては困る」と、あーだのこーだのと無理難題を言ってくることもあるんだそうです。そんな話を聞いていると、産婦人科医になるのを嫌がる人々が増えるのもわかる気がします…。結局は、このブログでも何度もとりあげてきている、医師と患者の信頼関係と、それぞれの責任感の問題なのでしょう。
この件にからんでは、救急車の出動回数が激増している、というお話ににもふれたいと思いますが、それはまた次回に。
2010年3月16日火曜日
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