心の病は、社会の病。

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2010年3月16日火曜日

救急車のお話

救急車を呼んでも、受け入れてくれる病院がみつからずに悲劇が起きる、ということが問題になっていますが、近年、救急車の出動回数そのものの激増も問題になっています。

東京都の広報に載っていたのですが、10年前の平成8年は1年間の出動件数は46万6千件でしたが、平成18年には68万7千件にまでふえています。約1.5倍ですね。

高齢化などの影響もあるかもしれませんが、安易に救急車に頼る人が増えているようです。救急車といえば、その名の通り、急を要する場合や重症の場合に呼ぶものであるべきですが、「自分の都合」で呼ぶ人が増えているというわけです。

いずれも重症ではないことがわかっている上で、たとえば「自分で病院まで行くのが大変だったから」とか、「タクシーで行くと金がかかるから」とか、「昼間病院に行くと時間がかかるから」とか、そんな理由で救急車を呼ぶ人がいるそうです。中には、子供が夜熱を出した時、「翌日病院に行くと混んでいるし、連れて行く時間がない」という理由で、平然と救急車を呼ぶ母親がいると聞きました。

こうして救急車がフル活動している状況の中では、本当に救急車を必要としている重症の人の搬送が遅れて、結果的に救える命が救えなくなることもあります。私の個人的な意見としては、救急車は有料にしてもいいように思います。たとえ1000円でも2000円でも金がかかるとなれば、安易に呼ぶ人も少しは減るのでは…。

映画『Sicko』でやっていましたが、アメリカでは、救急車は有料で、サイレンを鳴らすか鳴らさないかで金のかかりかたが違うとか。救急車を呼んでも、まず、金が払えるかどうか聞かれ、払えることが確認されるまで搬送してくれないそうです。これはさすがにどうかと思いますが、なんでもタダがいい、というわけではないと思います。老人の医療費とかも、ちょっとした症状なら限りなくタダに近いので、安易に病院通いする人が増えてしまうのではないでしょうか。

上原

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