心の病は、社会の病。

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2016年11月23日水曜日

トランプ大統領が選ばれる時代

みなさん、お久しぶりです。上原です。

ずいぶんと間が空いてしまって申し訳ありませんでした。

その間に、世の中では、大変大きな変化がありました。そうです。アメリカの次期大統領に、トランプ氏が選ばれた、ということです。

私は政治にも世界情勢にもあまり詳しくないので、あまり偉そうなことは言えないのですが、それにしても、今更ながら、あの人物が大統領に選ばれてしまったことには驚きを隠せません。

彼の問題発言を挙げればきりがないですし、また、それらがどこまで本気であったのかもよくわかりませんが、私がもっとも気になるのは、「アメリカのことだけを考えよう」という思想です。

そりゃあ、国策というものは、自国の利益を最優先に考えるのがある意味当然ですが、そうは言っても、限度というものがあります。次期大統領が本当にアメリカのことだけを考えた政策をとるのであれば、アメリカはただの我がまま大国となっていくのではないのか……。

とにかく、トランプ氏が大統領に決まって、私は惨憺たる気分になったのですが、これと似たことが、数か月前にもありました。

そうです。イギリスのEU離脱です。

こうした世界的な動きを見ていくと、どうしても世の中は「自己中心的」「自分たちさえよければそれでいい」という方向に動いている気がしてなりません。

そしてそれは、「自分たちのことしか考えられなくなる」ほど、人々に不満がたまっているからともいえるでしょう。

今の世の中、人々にそこまで不満がたまってしまった理由は、いったい何なのでしょうか。

資本主義の限界? 

いや、こんな難しい問いかけの答えは、私にはさっぱりわかりませんが、とにかく、世の中があまりよろしくない方向に向かっているであろうことだけは確かな気がして、不安が募ります。

そしてこの「不安」がまた、人々を「自己中心的」考えに走らせてしまうのかもしれません。

先日、ネットのアンケートで、「日本も、アメリカのように、自国のことだけを考えた政策をとるべきか」というものがありました。

私は、「さすがに日本人は、この問いに対してNoを出すだろう。まあ、3対7ぐらいかな」と思っていたのですが、結果を見て驚きました。約7割の人々が、「日本も自国のことだけを考えた政策をとるべき」と考えていたのです。

事態は思っている以上に深刻なのかもしれません。落ち着いて考え、行動していきたいと思っております。

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