こんにちは。大森です。
寒いのか暑いのかわからないような不安定な日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、早川先生からSNSによる自由な発言(言語化)の可能性と上原さんの言語化における感情の発露の難しさについてご意見がありました。
合理的に伝えたいことと感情の表現を両立させることは難しいですよね、しかし、最近興味深いことがSNSで起こりました。
それは「保育園落ちた日本死ね!!!」です。
衆議院の予算委員会でもとりあげられて自民党議員から独特の反応が出たのですが、この匿名ブログの書き込みがSNSで拡散され同じ境遇にある人達がそのメッセージの意味と感情に共感して国会前でデモをしました。
権力や利権がある側は「現実として財源や人材が足りない…」と言ってしまえばやり過ごせるのでしょうが、弱い立場で権力や利益に関われない人たちは益々やりきれない気分になってしまいます。
言語化や発言におけるSNSでの共感や感情を無駄にしないようにするには、聞き取る側の「感受性」が大切でしょう。
個人的には倫理的な善悪も合理性ではなく感情に起因し、納得するためには感情が大きく影響すると思うのです。
子と親、生徒と教師、社員と役員、国民と議員、立場が強い側こそ感受性を発揮していただきたいと切に願います。
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