心の病は、社会の病。

みんなが幸せに生きていけるように、より良い社会を求めて。

2013年11月19日火曜日

確かに、日本人は「世間」にすごく弱いですよね

こんにちは。上原です。
 「日本人の行動規範は、宗教ではなく、世間」
 なるほどー。面白いですね。いや、ものすごく納得してしまいました。確かにそうですよね。
 まず、日本人は、自分だけ意見が違う状況はすごく苦手。「右へならへ」というやつです。「空気を読め」ともよく言いますよね。それは言い方を変えれば「世間に逆らうな」ということだと思います。テレビや週刊誌の話題の取り上げ方なんかも、みんないっせいに同じような方向に動きがちだし…。
 で、大森さんもおっしゃる通り、「世間」なんて、西洋の宗教の教えなどに比べるとかなりあいまいでつかみどころのないもの。だから、私たち日本人は、人生に迷いや不安を感じることが比較的多いのかもしれない、なんて思ったりしました。
 世間ばかり気にして、人前で仲のいい家族を装ったり、ブランドの服を着て幼稚園のお迎えに行ったり、子どもをいい学校に通わせたりする母親などは、私がもっとも苦手なタイプなんですが、でも、彼女たちにしてみれば、彼女たちなりの世間という規範に合わせようと、必死なのかもしれませんね。
 ただ、日本人が、「まわりに迷惑をかけない」「もめごとをきらい、和を重んじる」「わがままを言わない」などの気質に長けているのは、「世間」が行動規範なればこそ、かも。まあ、何事もそうですが、悪いことばかりではないのでしょう。

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